ほら、ここにいる

歌詞その６　トライアングル・ブルー

扉を開けたらあの娘の驚いた顔
少しあわてて　胸のボタンはめてた

友だちが噂してるの　知ってはいたけど
信じてたのよ　気付かないふりで

　まさかね　うそよね　夢よね
　まさかね　うそよね　夢よね
　気付かないところでトライアングル・ブルー

引き出しの奥の記憶に　一枚だけ火をつける
指が覚えたダイヤル　一度だけベルを鳴らす
あわててる声がすぐに　私の名前呼ぶけど
そっと電子音に変え　途切れた受話器にさよなら


交差点で黄色の信号無理に渡るほど
輝いた日々　急ぎ逃げてく
うすく化粧　きれいになってあなたの前に
明日立つのよ　他人の顔をして

　




あちゃあ。忘れた。

これはいくつの時だったかなあ。なんせ携帯なんて影も形もない。
ポケベルすらない。留守番電話も一般的じゃなかった頃です。留守番電話が２９８００円した頃ですもん。まだコードレス電話が出ていない。黒電話の方がまだ多かった。

恋の仕方は変わりましたよね。
携帯、メール。これだけでもずいぶんですもん。何よりこの当時、インターネットなんて単語すら一般的ではありませんでした。